2009年12月14日
シングルスの試合
シングルスの試合でした。
去年は、初級とオープンに分かれていたんだけど、今年は初級、中級、上級、ベテランの4つに分けられ参加しやすくなりました。
ところで、去年私は(まぐれの)初級で3位の成績。
そのときの1位の方、元実業団って方は今回は参加せず。
2位の方は、飛び級で上級へ。
そしてもうひとりの3位の方は、ベテランにエントリー。
そんなわけで、なぜか私が中級のなんちゃって第1シードになってしまったのでした。
そのせいで、私は勝ち上がりの人と初戦。
34人参加して、勝ち上がりとやるのは2人だけ。
何だか損した気分。
あいにく曇りの寒い日でした。
2時間待ってやっと試合。
相手は初戦長い試合やってた。
6-4と競った試合だった。
それで疲れているというより、身体はフル稼働。
寒くて固まっていた私とはえらい違いだ。
立ち上がり、デュースで2ゲーム落とし、1-3。
そして、次のゲーム。
またもやデュースになった。
相手は深い球をそんなに速くなく確実に入れてくるタイプ。
そして、追いつめられて浅い球を返した時には、確実にドロップを決められる。
ラリーをしっかりすること。
そして、チャンスがあれば前へでてこちらからしかけていった。
すぐ隣のベンチにHちゃんが応援に来てくれて長いラリーを見守ってくれた。
デュース、デュース、デュース・・・・
延々と続く。
1ポイント取るのも長いラリーが続くから、へとへとになってきた。
あと1本。
アドバンテージが取れると、祈るような気持ちだった。
Hちゃんとは言葉を交わせないからアイコンタクト。
「つかれるよ~~~。」
目で訴えてた。
そして10回目ぐらいのデュースでやっと前へつめてうったボレーが2本決まった。
思い切って勝負にでて成功した。
「やった~~。」
Hちゃんに思わずガッツポーズ。
Hちゃんもそれに応えてくれた。
ところが・・・・・
「今のでデュースじゃないですか?」
え~~~~~~~~~っっっ!
ここまで来てそれはないよ。
本部の人が来て話し合いになった。
相手はどっちからサーブを打ったかも、どんな球で決められたかも覚えてないという。
私は、アドバンテージ取って、アドサイドからリターンして、前へ出てボレーで決めたことを覚えている。
でも、アドバンテージをどんな球で決めたのか・・・頭が混乱して思い出せない。
押し問答の末、相手が、
「もういいです!!」
と折れてくれて2-3になった。
とても後味が悪かった。
けど、自信があったから、やり直す気はなかった。
そして、次のゲームの時、
深いロブが左サイドラインをぎりぎり割った。
打ち返しながら、アウトとコール。
ラッキー
と思ったら、相手からクレームがついた。
「今の入ってませんでしたか?」
私は見たとおり、はっきり言った。
「アウトでした。」
またまた心が折れそうになった。
なんだかクレームが多い試合になってきた。
いやだ、この雰囲気・・・。
こういう時何とも弱気になってしまう。
間違ってないと自分を信じてはいる。
だけど、疑われたことがショックなのだ。
ゲームを落とした。
3-3にしたかったのに2-4。
ここからはまたデュース。
粘れなかった。
本当にラリーが安定しているし、ドロップショットが上手い。
その使い分けに翻弄され、ドロップを読んで前へ出てもチャンスを与えるような球しか返せなかった。
ラリーの間の辛抱も足りなかったな。
だんだんと、前へつめる勇気もなくなっていくし。
負けてしまった。
デュースが多かった割には、3-6というスコアで。
でも、試合時間は1時間半を超え、やった感はあった。
良く走ったし、自分ではいい攻撃パターンに持っていける場面もあり満足している。
ただ、相手の方が多彩なショットでうまく試合を組み立てていた。
悔しいけど、すがすがしい気持ちでネットに駆け寄った。
「2試合分ぐらいやっちゃいましたよね。」
笑顔で手を差し伸べた私に、
「さっきのは絶対オンラインでしたから!」
言い捨てるようにあびせられた一言に固まってしまった。
ドロップうまいですよね~。
次もがんばってくださいね!
続く言葉を飲み込んだ。
一瞬にして暗い気持ちになってしまった。
最後は気持ち良く終わればいいじゃない?
もしその1球がミスジャッジだとしても、お互い様。
セルフジャッジだから、中には?と思うようなこともある。
私は間違えたと思ってないので、あやまらなかった。
ただ、だまるしかなかった。
Hちゃ~~~ん。
すべてを見ていてくれたHちゃんに泣きついた。
「よくがんばったよ。感動しちゃった。」
後味が悪かったけど、Hちゃんが見ていてくれたから自信も持てた。
ありがたかった。
長いデュースの時、一緒に戦っているような気持ちで応援してくれていたのを知っているから。
もやもやした気持ちのまま、友人にメールした。
1年ぶりに会う友達と試合が終わったらお茶する約束だったのだ。
だけど、想像以上に遅い時間になっちゃったから、もしかして会ってもらえないかも・・・。
「残念会してくれる?」
「いいよ~」
車をすっ飛ばし、約束したファミレスで3時間もお茶してしまった。
でも、おかげで悲しみが半分になった。
去年は、初級とオープンに分かれていたんだけど、今年は初級、中級、上級、ベテランの4つに分けられ参加しやすくなりました。
ところで、去年私は(まぐれの)初級で3位の成績。
そのときの1位の方、元実業団って方は今回は参加せず。
2位の方は、飛び級で上級へ。
そしてもうひとりの3位の方は、ベテランにエントリー。
そんなわけで、なぜか私が中級のなんちゃって第1シードになってしまったのでした。
そのせいで、私は勝ち上がりの人と初戦。
34人参加して、勝ち上がりとやるのは2人だけ。
何だか損した気分。
あいにく曇りの寒い日でした。
2時間待ってやっと試合。
相手は初戦長い試合やってた。
6-4と競った試合だった。
それで疲れているというより、身体はフル稼働。
寒くて固まっていた私とはえらい違いだ。
立ち上がり、デュースで2ゲーム落とし、1-3。
そして、次のゲーム。
またもやデュースになった。
相手は深い球をそんなに速くなく確実に入れてくるタイプ。
そして、追いつめられて浅い球を返した時には、確実にドロップを決められる。
ラリーをしっかりすること。
そして、チャンスがあれば前へでてこちらからしかけていった。
すぐ隣のベンチにHちゃんが応援に来てくれて長いラリーを見守ってくれた。
デュース、デュース、デュース・・・・
延々と続く。
1ポイント取るのも長いラリーが続くから、へとへとになってきた。
あと1本。
アドバンテージが取れると、祈るような気持ちだった。
Hちゃんとは言葉を交わせないからアイコンタクト。
「つかれるよ~~~。」
目で訴えてた。
そして10回目ぐらいのデュースでやっと前へつめてうったボレーが2本決まった。
思い切って勝負にでて成功した。
「やった~~。」
Hちゃんに思わずガッツポーズ。
Hちゃんもそれに応えてくれた。
ところが・・・・・
「今のでデュースじゃないですか?」
え~~~~~~~~~っっっ!
ここまで来てそれはないよ。
本部の人が来て話し合いになった。
相手はどっちからサーブを打ったかも、どんな球で決められたかも覚えてないという。
私は、アドバンテージ取って、アドサイドからリターンして、前へ出てボレーで決めたことを覚えている。
でも、アドバンテージをどんな球で決めたのか・・・頭が混乱して思い出せない。
押し問答の末、相手が、
「もういいです!!」
と折れてくれて2-3になった。
とても後味が悪かった。
けど、自信があったから、やり直す気はなかった。
そして、次のゲームの時、
深いロブが左サイドラインをぎりぎり割った。
打ち返しながら、アウトとコール。
ラッキー
と思ったら、相手からクレームがついた。
「今の入ってませんでしたか?」
私は見たとおり、はっきり言った。
「アウトでした。」
またまた心が折れそうになった。
なんだかクレームが多い試合になってきた。
いやだ、この雰囲気・・・。
こういう時何とも弱気になってしまう。
間違ってないと自分を信じてはいる。
だけど、疑われたことがショックなのだ。
ゲームを落とした。
3-3にしたかったのに2-4。
ここからはまたデュース。
粘れなかった。
本当にラリーが安定しているし、ドロップショットが上手い。
その使い分けに翻弄され、ドロップを読んで前へ出てもチャンスを与えるような球しか返せなかった。
ラリーの間の辛抱も足りなかったな。
だんだんと、前へつめる勇気もなくなっていくし。
負けてしまった。
デュースが多かった割には、3-6というスコアで。
でも、試合時間は1時間半を超え、やった感はあった。
良く走ったし、自分ではいい攻撃パターンに持っていける場面もあり満足している。
ただ、相手の方が多彩なショットでうまく試合を組み立てていた。
悔しいけど、すがすがしい気持ちでネットに駆け寄った。
「2試合分ぐらいやっちゃいましたよね。」
笑顔で手を差し伸べた私に、
「さっきのは絶対オンラインでしたから!」
言い捨てるようにあびせられた一言に固まってしまった。
ドロップうまいですよね~。
次もがんばってくださいね!
続く言葉を飲み込んだ。
一瞬にして暗い気持ちになってしまった。
最後は気持ち良く終わればいいじゃない?
もしその1球がミスジャッジだとしても、お互い様。
セルフジャッジだから、中には?と思うようなこともある。
私は間違えたと思ってないので、あやまらなかった。
ただ、だまるしかなかった。
Hちゃ~~~ん。
すべてを見ていてくれたHちゃんに泣きついた。
「よくがんばったよ。感動しちゃった。」
後味が悪かったけど、Hちゃんが見ていてくれたから自信も持てた。
ありがたかった。
長いデュースの時、一緒に戦っているような気持ちで応援してくれていたのを知っているから。
もやもやした気持ちのまま、友人にメールした。
1年ぶりに会う友達と試合が終わったらお茶する約束だったのだ。
だけど、想像以上に遅い時間になっちゃったから、もしかして会ってもらえないかも・・・。
「残念会してくれる?」
「いいよ~」
車をすっ飛ばし、約束したファミレスで3時間もお茶してしまった。
でも、おかげで悲しみが半分になった。